お気に入りの箴言
- 作者: 二宮フサ
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1989/12/18
- メディア: 文庫
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5. われわれの情熱がどれだけ長続きするかは、われわれの寿命の長さと同じく、自分の力ではどうにもならない。
8. 情熱は必ず人を承服させる唯一の雄弁家である。それは自然の技巧とも言うべく、その方式はしくじることがない。それで情熱のある最も朴訥な人が、情熱のない最も雄弁な人よりもよく相手を承服させるのである。
9. 情熱には一種の不当さと独善があって、それが情熱に従うことを危険にし、またたとえこの上なく穏当な情熱に見える時でも、警戒しなければならなくするのである。
29. われわれが為す悪は、
32. 嫉妬は疑いを糧にしている。
38. われわれは希望に従って約束し、怖気に従って約束を果たす。
58. そうやらわれわれの行為には吉、凶の星がついていて、
59. 利口者が何か利益を引き出す余地がないほど
64. 真実は、見せかけの真実が流す害に
78. 正義を愛することは
87. 人間は、もしお互いに騙され合っていなければ、とうてい長い間社会を作って生き続けられないであろう。
90. 世間の付き合いでは、われわれは長所よりも短所によって人の気に入られることが多い。
93. 年寄りは、悪い見本を示すことができなくなった腹いせに、良い教訓を垂れたがる。
123. 心中得意になることが全くなければ、人にはほとんど何の楽しみもなくなるだろう。
127. ほんとうの騙され方とは、自分が他の誰よりも一枚上手だと思い込むことである。
140. 馬鹿な人たちが同席していないと、才子もしばしばお手上げになってしまうだろう。
168. 希望はもっぱら
234. みんなが従っている意見にどこまでも頑固に反対する人がいるのは、不明のせいよりも傲慢からであることが多い。正論の側の上座がふさがっているのを見て、下座につくのは嫌だというわけである。
237. 何人も悪人になる強さを持たない限り善良さを称えられるに値しない。それ以外のあらゆる善良さは、おおむね、怠惰か意志の無力に過ぎない。
267. 充分に検討せずに悪ときめつける性急さは、傲慢と怠惰のあらわれである。人は罪人を見つけようと欲して、罪状を検討する労を厭うのである。
296.
299.
310.
333. 女は相手がうとましいのでなければあくまですげなくはしない。
340. 大部分の女の才気は、彼女らの理性よりも狂気を強めるのに役立つ。
347.
350.
377.
405. われわれは生涯のさまざまな年齢に
407. 他人の罠にかかった時の
408. かつて美しく愛らしかった老婦人が
421. 信頼は才気以上に会話を潤す。
436.
451. 頭のいい馬鹿ほどはた迷惑な馬鹿はいない。
458.
495.