大学院教育に関する本

〈大学・大学院選び〉
『学問前線2006 「理科系100分野」 大学(学科・専攻)ランキング』−よくある偏差値によるランク付けではなく、研究内容でのランキング。私が知っている分野はごく一部だが、そこそこ的を射た評価だと思う。こういう本を出す河合塾はスゴイ。
『失敗しない大学院進学ガイド』−何冊かこの手の本に目を通したけど、この本は良書だと思う。学位取得までの道のり、その後のキャリアパス、学振の申請、アカハラへの対処法など、知っておくべき知識がいろいろと書かれている。あと個人的には「課程博士取得見込み率ランキング」はかなり重要な情報かと。高ければいいというものではないが、低いところは明らかに問題がある。




〈学位取得の是非・研究者のキャリアパス
『「博士号」の使い方』−博士号取得者の学生ベンチャーincu-beが、博士号取得の意義について、現役研究者や取得後に別の道に進んだ人物のインタビューなども交えながら考察。この本の内容も面白いが、incu-beの事業内容にも興味がある。
『博士号を取る時に考えること取った後できること』
『理系大学院留学』
『理系のための研究生活ガイド』−ブルーバックス
『理系のための人生設計ガイド』−これもブルーバックス&坪田一男。
『理系の女の生き方ガイド』−ブルーバックス。女性には参考になるのでは。
『理系志望のための高校生活ガイド』−これもブルーバックス。未読。
『研究者という職業』
『大学教授になる方法』−実際、大学教授なんてこんなもんです。過度な期待はしない方が。
『理系大学院留学』−


白楽ロックビル
『科学研究者になるための不肖・ハクラク進路ナビ』
『博士号とる?とらない?徹底大検証!』
『グリンネルの研究成功マニュアル―科学研究のとらえ方と研究者になるための指針』−個人的にはヒット。白楽氏のくだけた訳はクセがあって好みが分かれるかもしれないが、私は割と好き。


〈大学・大学院運営〉
『消える大学残る大学−全入時代の生き残り戦略−』−海外の大学院で学び大学運営に携わってきた著者の、日本での大学運営に対する提言。GPAの導入による適切な学生の評価、ミッションの明確化とAO入試による大学と学生のマッチング、教養学部の必要性などが主な話題。
『大学は「プロジェクト」でこんなに変わる』−未読。
『大学院改革の社会学−工学系の教育機能を検証する−』−
『大学院教育の国際比較』−洋書の邦訳。章によっては訳が読みづらい。
『日本の大学改革』−