価値割引の心理学

価値割引の心理学―動物行動から経済現象まで

価値割引の心理学―動物行動から経済現象まで


目次

第一章 価値割引とは―研究の歴史と特徴

第二章 遅延割引の理論

第三章 遅延割引の実証的研究

第四章 価値割引研究の展開

第五章 実験

第六章 総合考察



第一章 価値割引とは―研究の歴史と特徴


遅延割引、確率割引、社会割引(経済学では意味が異なる)


「利子は制欲に対する報酬である」


経済学や生態学で先行、その後学習心理学に経済学の概念が持ち込まれてそちらでも研究対象に。

経済学では指数関数、心理学では双曲線(反比例)を仮定。


衝動的選択⇔セルフコントロール

前者は短遅延小報酬、後者は長遅延大報酬を選択。





第二章 遅延割引の理論

第三章 遅延割引の実証的研究

第四章 価値割引研究の展開

第五章 実験

第六章 総合考察

学習心理学における古典的条件づけの理論


目次

1章 Pavlovの条件反射学説

補章A 古典的条件づけの研究の方法

2章 随伴性理論

3章 Rescorla-Wagnerモデル

補章B Rescorla-Wagnerモデル 入門編

4章 Wagnerのプライミング理論

5章 SOP理論とAESOP理論

補章C 補償反応の条件づけ

6章 MackintoshモデルとPearce-Hallモデル

7章 Pearceの刺激形態化・般化モデル

補章D 階層的刺激関係の学習

8章 Millerのコンパレータ仮説

9章 時間的符号化仮説

補章E 相対的待ち時間仮説とスカラー期待理論

10章 ヒトの随伴性判断



1章 Pavlovの条件反射学説



補章A 古典的条件づけの研究の方法

2章 随伴性理論

3章 Rescorla-Wagnerモデル

補章B Rescorla-Wagnerモデル 入門編

4章 Wagnerのプライミング理論

5章 SOP理論とAESOP理論

補章C 補償反応の条件づけ

6章 MackintoshモデルとPearce-Hallモデル

7章 Pearceの刺激形態化・般化モデル

補章D 階層的刺激関係の学習

8章 Millerのコンパレータ仮説

9章 時間的符号化仮説

補章E 相対的待ち時間仮説とスカラー期待理論

10章 ヒトの随伴性判断

アルゴリズムが世界を支配する

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)

最初の3章(株式市場、アルゴリズム歴史、音楽業界)で全体のおよそ半分。


目次

第一章 ドミノの最初の一牌目、ウォールストリート

第二章 人類とアルゴリズムの歴史

第三章 ボット トップ40

第四章 ボットの秘密のハイウェイ

第五章 システムをゲーム化しろ

第六章 ドクター・ボットを呼べ

第七章 人類をカテゴライズする

第八章 ウォールストリートVSシリコンバレー

第九章 ウォールストリートが損をすれば他のみんなは儲かる

第十章 未来はアルゴリズムとそのクリエーターのもの



本を書き始めた当初は株式市場でのアルゴリズムについて

友人のアドバイスで株式市場以外にも話を広げた



第一章 ドミノの最初の一牌目、ウォールストリート


ピーターフィー

ブラックとショールズよりも前に、類似の計算手法を取引に適用




第二章 人類とアルゴリズムの歴史


アルゴリズム アル=フワーリズミーラテン語


ライプニッツ 「二進法算術の解説」(1703年)




第三章 ボット トップ40


ヒット曲は「脳みその痒み」


「自分はLispという言語でプログラミングをするべきだと次第に思うようになった」


オペラの作成を受けるがスランプに

コンピュータの手を借りることにし、7年掛かってアルゴリズムを完成


アルゴリズムによるバッハ風の曲、音楽理論の教授によるバッハ風の曲、バッハ本人の曲で投票


英語の俳句の本も執筆




第四章 ボットの秘密のハイウェイ


裁定取引のために既存の回線よりも4msec速く送受信できるファーバー網の建設

2億ドルのコスト

顧客から300万ドルほどの利用料を取って、黒字化


ロスチャイルド兄弟

1800年代前半に世界各地で銀行業

伝書鳩で情報交換




第五章 システムをゲーム化しろ


ウォールストリートにはポーカー好きが多い


M. Tambe ゲーム理論による世界情勢の予測(パラメータは何なんだろう)



第六章 ドクター・ボットを呼べ


米国の透析のデータ

慢性腎疾患 2000万人以上

人工透析 35万人以上

人工透析のコスト 400億ドル



第七章 人類をカテゴライズする


ケーラーの性格分類


米国のカスタマーセンターの規模

AT&T社 10万席のコールセンター、運営に40億ドル/年

国内の従業員数 400万人


音声認識

初期は単語ごとに翻訳

文脈を利用して判断



第八章 ウォールストリートVSシリコンバレー


取引に占めるボット

2000年 10%未満

2008年 60%


優秀な理系学生を廻る、証券会社と技術系企業とのリクルート競争

提示できる給与で太刀打ちできず

リーマンショックを機に逆転→技術の向上


MIT大学院卒業者の1/4が証券会社へ

学費ローンの返済も一因


CS専攻の学生

1998年 1.5%

2002年 3.5%

2007年 1.5%


1960年代の金融セクターのGDPに占める割合 4%

リーマンショック直前 8%


米国議会図書館の文書 10TB分



第九章 ウォールストリートが損をすれば他のみんなは儲かる

第十章 未来はアルゴリズムとそのクリエーターのもの


2012年 司法試験合格者 54000人

求人 26000人

行動と学習の心理学

行動と学習の心理学―日常生活を理解する

行動と学習の心理学―日常生活を理解する


目次

序章 心理学の中の学習


第一部 実験室の中の学習

第一章 学習とは何か

第二章 学習研究の歴史

第三章 反射の原理

第四章 行為の原理

第五章 複雑な学習

第六章 学習研究の学際的領域

第七章 学習の基礎にある動機づけと情動


第二部 日常生活の中の学習

第八章 日常場面にみる反射の原理

第九章 日常場面にみる行為の原理



序章 心理学の中の学習


第一部 実験室の中の学習

第一章 学習とは何か

第二章 学習研究の歴史

第三章 反射の原理


機会設定子刺激 弁別刺激のレスポンデント版のような



第四章 行為の原理

第五章 複雑な学習

第六章 学習研究の学際的領域

第七章 学習の基礎にある動機づけと情動


第二部 日常生活の中の学習

第八章 日常場面にみる反射の原理

第九章 日常場面にみる行為の原理

意思決定心理学への招待

意思決定心理学への招待 (新心理学ライブラリ)

意思決定心理学への招待 (新心理学ライブラリ)


第一章 意思決定の諸相

第二章 期待効用と合理性

第三章 確率とリスク

第四章 プロスペクト理論

第五章 決定の枠組

第六章 関与と埋没費用

第七章 現状維持と後悔

第八章 選択の文脈




全体として行動経済学に近い内容


第一章 意思決定の諸相

normative 規範的 合理性を仮定

descriptive 記述的 主観的な決定機構





第二章 期待効用と合理性

第三章 確率とリスク

第四章 プロスペクト理論

第五章 決定の枠組


利益枠組と損失枠組

同じ内容でも「400人救う」と表現するか「200人が死亡する」と表現するかで選択に違い。


行為の枠組

偶発性の枠組

成果の枠組




第六章 関与と埋没費用



第七章 現状維持と後悔


経済学では機会費用と支出費用は本質的に同じだと考えられていた

セイラーはこれに異議




第八章 選択の文脈


類似効果

新しい選択肢が加わると、それに近い選択肢の選択確率が下がる


投票のパラドックス

三者の存在によって、最も支持者の多い者が負ける


トヴァルスキー 様相による消去モデル


魅力効果

性質が近いが明らかに劣るものによって選択確率が上がる


妥協効果

本を開いたままにするアイテム

そういや以前、「本を開いたままにするアイテムを購入したけどなくした」というツイートをして、その後同じ製品を買い直したり、別の製品を試してみたりしたんだけど、おおよそ使いどころが分かってきたので、簡単に紹介します。


「本を開いたままにするアイテム」は大雑把に3種類くらいに分類できて、
①本の上部を固定する
②本の下部を固定する(ブックスタンドを兼ねるものが多い)
③本の両脇を固定する
という感じ。


「①本の上部を固定する」ものとしては、フリップクリップというものと、ページオープナーというものを購入。後者は楽譜用。小型でそんなに嵩張らないし、本を開いておく力もそれなりに強い。

Blue Zap ブックホルダー フリップクリップ グレー F00001-03

Blue Zap ブックホルダー フリップクリップ グレー F00001-03


「②本の下部を固定する」ものとしては、このブックスタンドとこのブックレストを購入。後者は前者の簡易版(軽量版)という感じ。上部だけを固定するものより嵩張るけど、本に角度をつけられる。

actto BST-02BK ブックスタンド

actto BST-02BK ブックスタンド


「③本の両脇を固定する」ものとしては、このブックストッパーを購入。洗濯ばさみに重りがついてる感じ。単純な構造だけど、2つ買うと他のものより高かったりする。でもそんなに嵩張らない。

ブックストッパー

ブックストッパー


どれがいいかは目的次第だと思う。角度をつけたいならブックスタンド型のものがいいだろうし、ものすごく分厚い本(専門書にありがち)なら片側(ページの少ない方)だけ重り付き洗濯ばさみで留めておくと閉じない。普通のサイズで角度をつける必要もないなら、上部を固定するタイプが一番安価かと。

個人的な感想としては、本を置くのに十分なスペースがあるなら、ブックスタンド型が最強という感じ。でも何だかんだで一番使ってるのは、重り付き洗濯ばさみだったりする。

適応行動の基礎過程

適応行動の基礎過程―学習心理学の諸問題

適応行動の基礎過程―学習心理学の諸問題


適応行動について

第一部 適応行動の発達的基礎過程

1.人間の初期学習

2.オクターブ類似性認知の一般性


第二部 適応行動の行動的基礎過程

3.時間的順序の学習

4.チンパンジーにおける数の学習

5.観察学習

6.弁別逆転と部分強化

7.連続逆転学習の刺激時限間転移

8.自動的形成反応

9.報酬訓練に及ぼす動機づけ要因の効果

10.動因の強度測定と動因の相互作用

11.実験的消去


第三部 適応行動の生物学的基礎過程

12.条件づけの発生過程

13.学習および情動の遺伝的背景

14.海馬と記憶

15.連合学習における海馬の行動学的機能

16.脳内自己刺激の逆説

17.探索行動に及ぼす薬物投与のモデル




適応行動について


適応行動の研究

1930年代から40年代の、ローレンツティンバーゲンの行動学から






第一部 適応行動の発達的基礎過程

1.人間の初期学習





2.オクターブ類似性認知の一般性


第二部 適応行動の行動的基礎過程

3.時間的順序の学習

4.チンパンジーにおける数の学習

5.観察学習

6.弁別逆転と部分強化

7.連続逆転学習の刺激時限間転移

8.自動的形成反応

9.報酬訓練に及ぼす動機づけ要因の効果

10.動因の強度測定と動因の相互作用

11.実験的消去


第三部 適応行動の生物学的基礎過程

12.条件づけの発生過程

13.学習および情動の遺伝的背景

14.海馬と記憶

15.連合学習における海馬の行動学的機能

16.脳内自己刺激の逆説

17.探索行動に及ぼす薬物投与のモデル