利幅と取引機会・その8
日経平均のCFDの場合。
100円下がったら10単位(日経平均の価格の10倍分)ナンピンするのだが、それをどの程度の利幅で売るべきかという。
利幅を大きくすると売買できる機会は減るので、そこのトレードオフをどうすべきか。
MT4で取引できる会社があればいいのだが、どうもないようだ。
(もしかしたら海外にあるかもしれない)
仕方ないのでエクセルを駆使して手動でカウント。
データは年初から昨日まで。
期間の始めと終わりの値がほとんど変わらないので、CFDの価値の上昇ではなく値動きの活発さによって利益が生じている。
ちなみに200単位を8500円で購入して10000円で売ると30万円の利益。
機械的な売買(安値では200単位ほどポジションが必要になる)の6倍ほどの利益だが、それを大きいと見るか小さいと見るか。
(狙い通りに値が動くか分からないので、運の要素が大きい)
利幅100円
売却回数 40回
利益 40000円
利幅200円
売却回数 26回
利益 52000円
利幅300円
売却回数 18回
利益 54000円
利幅400円
売却回数 14回
利益 56000円
…完全に飽和してないけど、こんなもんでしょう。
対象となる期間は、「大きく上がって大きく下がる」という単調な動きだったので、利幅を大きくした方が有利だったのかもしれない。
もっと細かく動く期間であれば、利幅200円程度で利益が最大になったかも。
とりあえず「200円以上ならさほど変わらない」ということが分かればそれでいい。